土地を購入するには、かなりの大金が必要になります。
そこで、住宅ローンでの借り入れを予定している人も多いのではないでしょうか。
住宅ローンの注意点やリスクを事前に知っておくと、これからの返済に役立ちます。
ここでは、土地を購入する際に組むローンの注意点とリスクについて、それぞれ3つご紹介します。
目次
住宅ローン、注意点はこの3つ
頭金は、手元の預金を確保してから決める
頭金は、入れれば入れるほどローンの金額が減っていきます。
ついつい頑張り過ぎて、手元に預金が残らないほど、つぎ込もうとしていませんか?
何かあったときのために、最低限の預金は常に手元に置いておきましょう。
生活費半年分ほどがあれば、とりあえず安心できますね。
ローンの計算に夢中になって、毎日の生活の安心を忘れないようにしましょう。
繰り上げ返済はほどほどに
いざローンの支払いが始まったら、なかなか減らない残高にイライラしてしまうかもしれません。
そんな時、周りから繰り上げ返済の話を聞いたりすると、余計気持ちが焦ったり、なんていうこともあるかもしれません。
繰り上げ返済は、本当に余裕のある時だけに控えておくのがおすすめです。
生活費を削ってやりくりして、無理矢理繰り上げ返済しても、確かにローンは減っていきます。
ですが、毎日の楽しみや家族の笑顔まで奪ってしまわないように、ほどほどに抑えておくことが大切です。
無理な繰り上げ返済で家計をがんじがらめにしてしまわないよう、注意点として覚えておきましょう。
返済期間は短い方が得だけど、長い方がラク
ローンの返済額は、返済期間が短い方が下がるので、とてもお得に思えますね。
でも、毎月の支払額を見るとどうでしょうか。
返済期間が短い方が、当然毎月の支払い額も高くなり、家計を圧迫していきます。
長い目で見た場合、無理せず自分のペースで返済していった方が、余計なストレスがないかもしれません。
住宅ローンのリスク、この3つに気をつけよう
返済ができなくなる
住宅ローンで、一番困るのがこの問題ではないでしょうか。
転職や退職などで、実際に返済ができなくなることもあるかもしれません。
そうならないよう、高額過ぎる土地の購入や、住宅の購入は一度考えてみることをおすすめします。
どんなに魅力的な土地でも、ローンを完済しなければ自分のものにはなりません。
もしものことを考えて、余裕を持った返済計画を立てましょう。
転勤で、せっかく購入した土地に住めなくなってしまう
転勤が決まってしまったら、まず考えたいのは、土地をどうするかということです。
貸したり売ったりすることも、単身赴任で頑張ってもらうこともできます。
この場合、大切なのは、家族がそれぞれどうしたいか、よく話し合うことです。
せっかく見つけた土地を手放すことは残念ですが、後悔のない選択になるよう、家族でよく話し合いましょう。
金利が上昇して、ローンの支払金額が上がってしまった
もし、ローンを申し込む場合、変動金利や当初固定金利を選択したら、金利が上昇するリスクも考えておかなければならなりません。
金利がどんどん下がっていれば、返済金額も下がり、とてもお得に感じますよね。
ですが、もし金利が上がれば、とたんに返済金額は上がってしまいます。
どのタイプのローン契約にするかは悩むところです。
変動金利を選択する場合は、金利が上昇することも頭に置いておきましょう。
注意点とリスクを考えて、しんどくないローンを組もう
土地を購入する際の住宅ローンは期間も長く、金額も高いので、とても頭を悩ませるところですね。
なんだか不安に思えますが、注意点とリスクを考えて、自分に合ったローン返済計画を作りましょう。
長期間に及ぶものなので、ストレスなく楽しく毎日を過ごしていけるよう、無理のないローンを組みたいですね。