はじめて土地を購入する方は、わからないことだらけで不安が多いものですよね。
よく聞く「駅までの距離」や「広さ」だけで決めてしまい、「ちゃんと調べておけばよかった…。」と後悔してしまう方も少なくありません。
納得のいく土地を購入するにはこれらチェックポイントだけでは足りない場合が多いです。
とは言え、難しいことは考える必要はありません。
本記事で紹介する、土地購入の際の初歩的なチェックポイントさえ押さえていただければ十分に満足のいく土地選びができます。
ぜひ土地購入の際の参考にしてみてください。
環境
周囲の環境を、時間を朝・昼・夕と変えて見に行きましょう。
特に夜間や早朝の様子は、実際に住んでみて後悔するケースが多いです。
日当たりも重要な要素で、周囲の建物との位置関係を把握し、日差しの当たり方をイメージしましょう。
購入する土地の敷地だけでなく、近所の騒音はないか、ゴミ集積所の位置やキレイに使われているか、周囲の道路に明らかな破損はないかもしっかりとチェックしていきます。
自分の目で見るだけでなく、近隣住民に困っていることなどを聞いてみると、下見だけではわからない情報が得られるかもしれません。
敷地
土地の形状と隣地のチェックポイントを確認します。
具体的には、土地の形や広さ、隣地との境界がはっきりしているのか、適正な杭が打たれているかを確認しましょう。
道路幅は4メートル以上、接道は2メートル以上確保されている必要があり、道路は公道か私道かも確認します。
また、工事の際に車両が入り込めない土地であれば、材料や機械の搬入を人力で行わなければならないため、余計な費用がかかってしまいます。
ガス管、水道管、下水道が引き込まれているかは、見た目にはわかりませんが大切なチェックポイントです。
引き込みや排水が不十分な場合、別途工事が必要となります。
万が一の災害にも備えるために、ハザードマップを利用しましょう。
どのような災害が起こりやすいかを調べれば、改良工事を行い、事前に対策を打つことができます。
権利
管轄の法務局で土地の権利関係の調査を依頼しましょう。
登記謄本を見ると、購入する土地の過去の使用状況や土壌汚染の有無を調べられます。
インターネットを利用してオンライン請求することもできますのでご利用ください。
いががでしたか。
土地を購入する際は、今回紹介した初歩的なチェックポイントをぜひ頭に入れて選んでみてくださいね。