土地を購入するなら農地に限る!?移住希望者が注意するべきこと

1000坪で200万円。

これは、ネットで見掛ける、売りに出されている農地の値段で、宅地では有り得ない安値です。

都会に住みつつ、田舎の土地を購入し、家を建てて移住したいと希望する方へ向けて、農地が安く売りに出されている理由や、農地を購入する際の注意点をご紹介します。

スポンサーリンク
tochi-konyuレクタングル大

農地が安い理由は、家を建てるのが難しいため

農地は、一般的な土地より安く売り出されていますが、安く売りに出されているのは、市街化区域(市街化を促進する区域)以外に位置するものです。

そして、市街化区域以外に位置する農地は、その地域の農業委員会や都道府県知事の承認を得ない限り、田畑以外に活用できず、家を建てることができません。

農業委員会や都道府県知事の承認を得るためには、本来は田畑であるべき農地に、人が住む家を建てる、正当な理由があることを証明する必要があります。

正当な理由といっても様様ですが、例えば、農業に従事する者が、自らの住居を建てるなどの場合は承認されやすく、都会に住む者が別荘を建てるなどの場合は、承認されにくくなります。

よって、市街化区域以外に位置する農地は、安く売りに出されているわけです。

それでも農地を購入したいと希望する場合は

田舎の土地を購入したいと希望する、移住希望者が農地を購入しても、簡単に家を建てることはできません。

それでも農地を購入して、家を建てたいと希望する場合は、以下の方法に挑戦してください。

不動産業者に、農地転用の手助けを依頼する

市街化区域以外に位置する農地は、農業委員会や都道府県知事の承認を得ない限り、家を建てることはできません。

しかし、農業委員会や都道府県知事の承認さえ得られれば、家を建てることができます。

よって、農地を購入して、家を建てたいと希望する場合は、その農地を仲介する不動産業者に、農業委員会や都道府県知事への承認申請の手助けを依頼するのがお勧めです。

農業委員会に精通する不動産業者が申請を手助けしてくれれば、一概に言い切ることはできませんが、都会に住む移住希望者が単独で申請するより、承認されやすくなります。

農家になる

農地を購入し、その土地に家を建てるためには、農業委員会や都道府県知事の承認が必要ですが、家を建てる者が農業に従事する場合は、承認されやすくなります。

よって、都会に住む移住希望者が農地を購入し、その土地に家を建てたいと希望する場合は、農家になるのがお勧めです。

農家になるためには、様様な申請が必要ですが、農家になれば、農地に家を建てやすくなります。

農地は、信頼できる不動産業者を仲介させつつ、購入するのが大切

都会に住みつつ、田舎にある農地を購入して、家を建てて移住したいと希望する方へ向けて、農地の注意点などをご紹介しました。

まとめると、農地を購入して家を建てるためには、農業委員会や都道府県知事の承認が必要で、承認を得ることができれば、建てることができます。

しかし、承認を得るためには、正当な理由や様様な申請が必要です。

よって、農地を購入する際は、農業委員会や都道府県知事への申請を手伝ってくれる、信頼できる不動産業者が仲介する土地を購入するのが大切です。

信頼できる、親切な不動産業者が仲介する農地を購入すれば、きっと家を建てることができます。

スポンサーリンク
tochi-konyuレクタングル大

tochi-konyuレクタングル大

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする