土地を購入するには、かなりのお金が必要になります。
その上、税金や諸費用がかかり、合計金額は予想以上、なんてこともあるかもしれません。
土地を購入するなら、損をしないために知っておいたほうがいいコツをご紹介します。
税金や手数料で損をしないコツ
税金や手数料は、選び方によってはかなり金額に差が出る場合もあります。
仲介手数料
土地を購入する際、売主との間を仲介してもらった業者に支払う料金です。
上限が定められていて、物件価格×3%+6万円となっています。
ほとんどの場合は、上限の料金を設定しています。
仲介手数料を無料にしている業者もありますが、なにか訳ありと疑った方がいいかもしれません。
不動産取得税
土地を購入したら、支払わなければならない税金です。
控除があるので、減額または無税になることも多いのですが、手続きが必要です。
自分から手続きしないと減額はされません。
うっかり忘れて損をしないよう、気を付けておきましょう。
固定資産税
固定資産税は、土地や建物を所有したら支払わなければならない税金です。
固定資産税は、更地が最も高くなります。
家がある土地に比べて、約6倍の税金になることもあります。
固定資産税は、1月1日時点の情報をもとに計算されます。
もし、12月に土地を購入して、翌年の1月1日はまだ家がなく、更地だったとしたら、かなりの税金を支払わなければなりません。
あまり対策ができないことでもありますが、土地を購入する時期には気を付けてみましょう。
贈与税
贈与税は、祖父母や両親からの贈与について、最大1,200万円の控除があります。
しかし、控除の条件が細かく設定されています。
240平方メートルを超える建物では、控除が認められないこともあります。
自分の建てようとしている物件が、控除の対象になっているか、一度確認してみましょう。
土地の価格で損をしないコツ
土地を購入しようとしているとき、ついお金のことを考えて、安い方の土地を選ぼうとしていないでしょうか。
購入したときの価格は、そのまま資産価格になると考えてみてください。
日当たりのよい南道路の土地は、誰もが欲しがり、価格も高めですね。
反対に、北道路の土地はあまり欲しがる人がいないので、価格が安めに設定されます。
買う時は安くても、売るときにも同じように安値でしか売れない可能性があります。
土地を購入するときは、価格に関わらず、気に入った土地を選ぶことをおすすめします。
支払ったお金は決して無駄になることはなく、そのまま資産価値になります。
税金や手数料、価格のことを見直すのがコツ
土地を購入するときは、損をしないように何度も確認することが大切です。
税金や手数料など、ややこしいことが多いですが、一つずつ確認してみましょう。