土地を購入する際の悩みごと 墓地の隣地のメリットとデメリット

墓地の隣地を購入しようと迷っている方はいらっしゃいませんか?

墓地の隣の土地は、霊的なものが気にならない方は、全く問題ありませんが、気になる方にとっては、いろいろと問題があります。

墓地の隣地の土地を購入するメリットやデメリットをご紹介します。

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なんといっても安い! 墓地の隣地を購入するメリット

まずは、墓地の隣の土地を購入するメリットをご紹介します。

なんといっても安い

墓地の隣地は、相場より安く販売されていることが多く、なんといってもお買い得です。

例えば、その地域の坪単価の相場が50万円の場合は、墓地の隣地は40万円で購入できるなど、2割程度安く販売されています。

土地の購入費用を安く抑えることができれば、余った資金を建物の建築代金に充てつつ、システムキッチンやユニットバスなど、住宅設備のグレードをアップすることが可能です。

日当たりや風通しが良い

墓地には建物がないだけに、墓地の隣地は、日当たりや風通しが良いというメリットがあります。

また、墓地が取り壊されて、マンションが建つことは滅多にないため、墓地の隣の土地は、未来永劫日当たりや風通しが保障されているともいえます。

ただし、自治体が設置した市営などの墓地は、区画整理などにより移転し、その後に土地が売却され、マンションなどが建つことがあるため、注意してください。

売る時に困る! 墓地の隣地を購入するデメリット

つぎに、墓地の隣地を購入するデメリットをご紹介します。

売却する際に売れにくい

墓地の隣の土地は、その性質上、売却する際に売れにくいというデメリットがあります。

売れにくい土地は、それを補うために、相場より安く売りに出す必要があります。

例えば、一般的な土地を1000万円で購入し、3000万円で家を建て、10年住んだ後に売却を希望した場合の売り出し価格は、土地代を含め、通常3500万円~2500万円程度です。

しかし、墓地の隣地を1000万円で購入し、3000万円で家を建て、10年住んだ後に売却を希望した場合の売り出し価格は、2500万円~1500万円など、大幅に安く設定する必要があります。

お盆に騒がしい

墓地の隣地を購入し、その土地に家を建てて住むと、普段は静かなものの、お盆の時期はお墓参りで騒がしいというデメリットがあります。

また、お線香の臭いが苦手な方は、窓を開けると臭いが室内に入ってくるため、お盆の暑い時期に窓を開けられないというデメリットもあります。

さらに、供物に集まるカラスなどの鳴き声も、苦手な方にとっては、あまり心地よくないといえそうです。

気にならなければ、墓地の隣地はお買い得

墓地の隣地を購入するメリットやデメリットをご紹介しました。

墓地の隣の土地は、売却を希望する際は売れにくく、また、お盆の時期は騒がしいなどのデメリットがあります。

しかし、一般的な土地より安く購入できるため、霊的なものが気にならない方や、売却する予定がない場合は、とてもお買い得といえそうです。

なお、墓地の隣地は評価額が低くなるため、相続した場合は、相続税が安くなるというメリットも存在します。

ご紹介した情報が、皆様の土地の購入に役立てば幸いです。

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